アスクレピオンのサービス

1. 個別化医療ゾーンでのサービス

アスクレピオンは、個別化医療ゾーンが中心になって活動し、入居者へのサービスを行います。 本館に設置する診療棟は、医師が常勤し、入居者の定期的な診断や診療、治療を行うとともに、後に説明する様々な専門家による伝統医療や、食事療法、運動療法、心理療法等々の療法を個々人の状況に合わせて予防の段階から実施します。

 

【研究所】 

個別化医療ゾーンのもう一つの主役は研究所です。 研究所では、生化学、薬学、栄養学、遺伝子工学等の見地から、安全性の確認、有効性の実験、研究、サプリメントの開発、微生物、酵素の研究、遺伝子解析の研究等を行うとともに、必要に応じて、薬理学、病理学の研究等幅広く実験、研究、開発を行います。 この研究所の活動が医師の活動を助け、入居者の健康管理に大きな役割を果たすことになり、科学的研究の中心となります。

 

【カウンセリング室】

アスクレピオンは、人の幸福感を大切にします。先に述べたように、人は家族の中に愛を感じ、幸福を見つける事が出来ます。 人によって家庭環境が異なり、家族の在り方も様々です。 そしてその人の悩みやストレスの原因は多岐にわたり、複雑です。 夫婦は家族の核であり最小単位です。 アスクレピオンは単身でも利用できますが、夫婦での入居も歓迎します。 従って全住居の構造は二人で利用可能に設計されています。 また、「病は気から」と言いますが、なんと言ってもストレスほど体に良くない要因はありません。 したがってアスクレピオンでは、入居者の様々な要因からくるストレスをあらゆる角度から和らげることを考えています。 そのためにはカウンセラーの役割は重要です。 カウンセリング室には、カウンセラーが常勤し、希望する人はもとより、すべての入居者との接触を図り、ストレスのない環境と、内外共に信頼感のある人間関係を作って幸福な人生をおくれるようにしてゆきたいと考えております。

 

【自然との融和】

アスクレピオンの設置場所を宮崎に選んだのは、自然が美しく、温暖でありながら日本人に必要な四季がある事、神話の里であり、農業県ですから全体にのんびりとした風土で、ゆったりと過ごせることであります。自然との融和も、心理療法の一環です。 アスクレピオンは、関連会社として、農業生産法人神農株式会社を設立しており、遊歩道に面した梅林をはじめ、薬草園を各所に所有しております。耕作可能な所有敷地面積は8万坪に及び、必要に応じて栽培面積を拡大し、入居利用者に安全な作物を提供してゆきます。 入居者自らも作物や草花を栽培できる畑や温室を準備します。 宮崎は自然がいっぱいです。 自然を利用した広大な公園も各所にあります。 

また、定期的に景勝地や自然公園を案内する観光バスを準備します。

 

【薬草大浴場での心身の温泉療法】

個別化医療ゾーンに大浴場を建設します。 岐阜県の山中にある国有地から採取された、世界でも類を見ない石英片岩という、もっともすぐれた効能を示す鉱石や、わずかながらラドンガスを発生するラドン温泉自然石で浴槽を作り、アダプトゲン製薬株式会社が得意とする医薬部外品の漢方浴槽や、様々な薬草風呂を楽しむ事が出来ます。

 

2. 居住ゾーンについて

居住ゾーンは、入居者が日常住まいする区域です。

居住ゾーンでのサービスは、ゾーン全体で行うサービスと個々の部屋で行うサービスがあります。

 

【居住ゾーン全体に対するサービス】

① 安全安心を第一としてセキュリティーや連絡網、災害時の対策を行います。

② 通信ネットワークを巡らし、いつでも連絡が取れるようにします。

③ 防犯カメラを要所に取り付け、全体の安全を管理します。

④ 四六時中警備巡回及び待機し、緊急時の対応に備えます。

⑤ 災害時には、全員が避難できる多目的な体育館を設置しています。

⑥ カーペットを敷いてゆったりと災害が過ぎるのを待つ事が出来ます。

⑦ 非常食なども備えます。

 

【個々の住まいにおけるサービス】

快適な生活のためには、住宅設備や生活設備が近代的で、便利でなくてはなりません。

アスクレピオンの住宅は、単身でも二人でも入居できます。

住宅そのものは、軽量な鉄骨を数多く使用したアメリカで開発された非常に堅牢な住宅です。

デザインも可愛く、スロープは無理なく、もちろん室内はバリアフリーです。

機能的で便利な収納庫や、ベッド、シャワートイレ、便利な浴槽など。

アスクレピオン独自の工夫による優れた備品が備えられます。

 

3.レクリエーションゾーンのサービス

レクリエーションゾーンの目的は、入居者が楽しむとともに、孫や家族が楽しく訪問し、 家族入居者と共に団らんの一時を過ごすことを主たる目的としています。また、近隣の子供や家族は、有料で使用できますが、入場料の一部はアスクレピオン 運営に充当します。

 

【恐 竜 祭】

子供にも大人にも夢を抱かせる恐竜。アスクレピオンでは、全長4.5mの大型の迫力あるリアルな恐竜を現在14種類準備し、恐竜祭に備えています。 

それぞれの恐竜には子供が乗れるように設計した、 アスクレピオン独自の遊具です。 

動きや音声は本物によく似ており、手や尾、首や目の動きはリアルで、子供のみならず、大人にも大人気です。定期的に恐竜祭を催して入居者のお孫さんや家族が遊びに来る機会を多くしたいと考えています。

 

【グランドでの催】

レクリエーションゾーンには10000坪のグランドがあります。 このグランドは、一つの目的のためだけに使用するのではなく、イベントの目的に合わせて人工芝を敷きかえるなど、模様替えをして使用する計画です。

グランドゴルフや野球、テニス、運動会等様々な行事を行います。

【個別化医療記念館】

個別化医療記念館は、個別化医療の運動療法にも使用しますが、学会発表や講演会、人工芝を敷いて、恐竜祭や屋内でのゴルフ、テニスなども行います。

個別化医療記念館は全館冷暖房付きで、目的に合わせて装飾を変えて遊戯やゲームを楽しみます。

個別化医療記念館は、災害時には避難場所として使用するなど、3つのゾーン全てに共有される重要な役割を果たしています。

【釣 り 池】

主宅ゾーンの南西の角に約500坪の湧水による池があります。

この池に小魚を放流して魚釣りを楽しんで頂きます。 魚釣りはのんびりとした別世界の時空を作ります。

入居者がいつでも自然に親しみ、安らぎの一時を過ごせるように工夫いたします。

釣り池には、安全な足場があり、釣竿が準備されていますが、それだけでなく、寒い日には40℃~60℃まで温度調節をする加温チョッキを貸与いたします。

 

 

アスクレピオンで行われた学術集会 


第16回国際個別化医療学術集会が2013年5月25日に開催されましたが、全国から集まった医師や学位関係者など百数十名が、アスクレピオンの体育館(敬林館)に集い非常に意義のある学術集会となりました。

学術集会の昼食時と学術集会終了後の情報交換会(個別化医療記念館)に宮崎の伝統芸能神楽の舞や演奏が披露され、非常に和やかな懇親会となり、すべての先生方はご満足の様子で学習会を終えました。

アスクレピオンでは、こうした学術集会や遊戯、体育祭等、様々な催しを開催してゆきます。